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2010年2月21日 (日)

木馬

今日はよく晴れました。
快晴の下、世久見海岸を歩いてきました。
以前よりずっと漂着物も減っていてシーズンもそろそろ終わりでしょうか。

そんななか、こんな物を見つけました。
プラスチック製の木馬です。木馬という表現はちょっとヘンですが・・

  Mokuba

この木馬・・・漂着物学会 石井 忠会長の書かれた『新編 漂着物事典』の185ページに
出ている木馬とよく似ています。本の記事が頭の片隅に残っていたので気になりました。
本のほうはモノクロで写真が小さいので確たる証拠もありません、また
今日見かけたのは後輪がなくなっていますが・・

当時石井会長はプラスチックなのでそのまま置いていって後悔されたと書かれています。
1994年のことですから、もう16年も前のこと。
16年間・・・いろいろな海岸をさまよってここに到着したと考えたのですがどうでしょうね^  ^

鳥辺島をバックに木馬は少し自慢気に見えました。

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コメント

この木馬、子供が乗って遊べる位の大きさなんでしょうか?
レトロな感じが時代を感じさせます。

漂着物事典の木馬そっくりですね~!
16年かかってはるばる福岡からやってきたのでしょうか?
引いて遊ぶ引き車なのでしょうか?
乗るタイプだとしたら随分大きいですね。

風情のある漂着物ですね!
木馬と背景の浜や青空とのコントラストも綺麗です。
どこの国で使われていたもんでしょうかね?
国産のような?西洋文化の香り?もするような?

>ろっかくさん

2~3歳の子供なら乗れますね。
プラスチック製にしてはよく出来ていると思いました。

>ことまるさん

耳のななめ下あたりにあるのは掴み手が折れた跡です。
反対側にはありましたから乗って足で蹴って進むタイプではないかと思います。
会長が見られたのと同じなんでしょうか? ^ ^

>ぱんださん

多分国産ではないと思います。
鞍の部分には写真ではわかりにくいですが外人の子供のような
絵があります。(ピストルを持っているような・・)
意味は分かりませんが○の中にAのマークもあります。

おぉ! 「新編 漂着物事典」の木馬に瓜二つです!
16年の時を超えてkinさんの元へ  なんてロマンがあるのでしょうか!!

これだけ完全に近い形で漂着した木馬、まだ見たことがありません。ホント漂着物事典のアレ、そのままです。

凄い!凄い!凄い!
ほんと石井先生の「漂着物辞典」に出ている物と同じですね!
福岡に漂着して後、16年、海を漂流していたのでしょうか?
まさに海は大きなタイムカプセルですね。

〉渚の探偵:助手さん

時間をかけてここまで来たとしても私もここに来なかったら出会わなかったと思うと不思議な感じがしますね。

〉shigeさん

まさに奇遇でした!
会長の書かれていたお言葉
「迷わずに拾え」を実践しました。

〉クロちゃん

ほんとうに海はタイムカプセルですね。この木馬はいったいどこからやってきたのでしょうね。

ひょえ~画像見てすぐアレだ!と思いました。
タイムスリップしたような、本の中に迷い込んだような
不思議ですね~

> hana-ikadaさん

見つけたときは波打ち際に横たわっていました。
起こしてからこの写真を撮ったのですが青い空によく映えてくれました。

海の不思議さは尽きません^ ^

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