クラゲとエビ
昨日の続き、またエチゼンクラゲです・・・
エチゼンクラゲがゆーっくりと波打ち際に寄ってきて波間にゆらゆらゆれていますが
この波打ち際で、小さな赤いエビがあちこちにポツポツと見つかりました。
ほとんどがなんとか生きていました。といっても逃げるでもなく波打ち際でじっと
しているだけですが。
波が高いあとには時々こういった小さなエビを見かけますが、このあたりにいるちょっと透明がかった
モエビとは違うようにも見えました。赤味が強いのとずんぐりした体形。1~2cmくらい。
クラゲに共生するエビの話を何かで読んだのを思い出して検索すると「クラゲモエビ」という
エビがいるようです。このエビはクラゲの触手の中で生活しているため他の魚から
身を守られているそうです。最近の波静かな海のために海岸までクラゲといっしょに
やってきたエビが行き場を失って浜にいるのかもしれません。このエビの近くには必ず大きな
エチゼンクラゲが漂着しています
遠いところからやってきて座礁した船の乗組員といったところでしょうか。
ただこのエビがクラゲモエビなのかは断定できません。
知っている方いらっしゃいましたら御教示ください。
カッパエビセン状態もあちこちに。^ ^
エビには詳しくないので分かりませんが、可能性高いですよね。これはホルマリンに浸けておいたほうがいいかもしれません。
投稿: Shige | 2009年11月 9日 (月) 20:17
クラゲモエビ、変わった生き物がいるものですね!
私も、最近、このエビのことを知りました。
エチゼンクラゲからこの「エビ」を採取する様子が、
下記のとおり魚津水族館のほーむページで紹介されておりますよ。
http://www.city.uozu.toyama.jp/suizoku/hitorigoto_bn/200910.html
投稿: | 2009年11月 9日 (月) 20:32
>Shigeさん
検索した写真ではよく似ています。
持ち帰ればよかったです・・・今度行ったらもうなかった・・多分そんなことになりそうです^ ^
渥美半島にも近々上陸の可能性もあるとか・・・そのまんまで来ていたら確認してみてください!
投稿: kin | 2009年11月 9日 (月) 20:45
> さん
お名前が分かりませんがありがとうございます。
リンク見てきました。
写真のエビとよく似ています。クラゲライダーとは上手い表現です! ^ ^
あの膨大な数のエチゼンクラゲにこのライダー達どれくらいいるのか気になります。
投稿: kin | 2009年11月 9日 (月) 20:47
今、上のリンクにあったクラゲモエビ見てきました。
似ています。きっとこれですよ!
投稿: Shige | 2009年11月 9日 (月) 20:48
>Shigeさん
そのようです、別のサイトの写真もよく似ていますし。
厄介者のクラゲですがこんな珍しいライダーエビも紹介してくれたようです。^ ^
もっと活きのいいのなら簡単な水槽でも飼えそうですね・・・
投稿: kin | 2009年11月 9日 (月) 20:55
クラゲと共生するエビですか!!
初めて知りました。磯たまりの方ではまだ生きが良いのが居そうなので
今度ビニール手袋持参で探してみます♪楽しそうです。
投稿: ことまる | 2009年11月 9日 (月) 21:17
“クラゲライダー”面白いですね。
エチゼンクラゲには、いつ乗り込むのでしょうかねぇ? 不思議だ・・・
クラゲから落っこちてしまったら、どうなるのでしょうね?
オキナガレガニといい、クラゲモエビといい海には不思議がいっぱいですね!
投稿: 渚の探偵:助手 | 2009年11月 9日 (月) 21:28
名前入れるの忘れました。
魚津水族館のホームページを紹介したのは私です。
「色々な生き方」が有っても良いとは思いますが、
このモエビやルリガイのような生き方て!どうなんでしょう?
余りにも不安定というか風や流れ左右されたり、クラゲと共に・・。
それでも、絶滅せずに「種」を継続しているのですから、
一見、失敗?にみえるこのような選択も間違いでもないんでしょうね。
投稿: ぱんだ | 2009年11月 9日 (月) 21:47
横レス、ごめんなさい。
ぱんださん、魚津水族館へのリンク、ありがとうございました。
青い海面浮遊性のクラゲ類を餌として浮遊生活を送るルリガイ類、袋小路に入り込んだ進化のようにも見えますが、熱帯から温帯にかけて、ほぼ世界的に分布していますから、きっとこれは成功した例なのでしょうね。
今回のモエビ類、どのくらいの成長過程でエチゼンクラゲと共棲し始めるのでしょうか?傘の中に入っているのなら共棲ではなく、寄生でしょうかね?
投稿: Shige | 2009年11月 9日 (月) 22:14
すごいですね!
クラゲモエビですね!初めて見ました〜!
僕も上で紹介されている魚津水族館のサイトを見つけて、これだ!と(笑)
ホント不思議な生き物たちです。
オキナガレガニや魚のハナオコゼもそうですが、
流れ藻などについて漂う生き物がどうやって種を維持しているのか、
現代でも謎に包まれてます。
とっても興味深い存在です。実物を見てみたい!
投稿: 尚 nao. | 2009年11月 9日 (月) 22:21
「モエビ」のことは頭の片隅にはありましたが、何度か浜に通っていても見たことは無いです。
※正確には「気づいたことが無い」だと思います。
この小さなエビに気づかれたkinさんの観察眼。
すごいですね!
投稿: ぱんだ | 2009年11月 9日 (月) 22:25
>ことまるさん
クラゲと一緒に旅するエビのようです。
日本海にびっしりと流れるクラゲ、クラゲの中にこんなエビが潜んでいるとはちょっと信じがたいのですがエビにはエビの理由があってのことなのでしょうね^ ^
ほんとうに海には不思議がいっぱいです。
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:03
>渚の探偵:助手さん
ほんとうに不思議いっぱいです。だからビーチコーミングには終わりがないのですね、やってもやっても次から次へと不思議や疑問が湧いてきます。
オキナガレガニ・・・まだ私見ていませんよ。
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:06
>ぱんださん
ぱんださんでしたか! 魚津水族館のリンクを教えていただきありがとうございます。この水族館、以前何度か行きました。
最近のエチゼンクラゲ騒動で一躍クラゲモエビも陽の目を浴びるようになったようです。彼らにとってはどうでしょう、迷惑かも・・・^ ^
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:09
>Shigeさん
クラゲモエビ・・・Shigeさんの書かれるようにいったいいつエチゼンクラゲ号?に乗り組むのでしょうね・・・・
一生クラゲの中で過ごすのか、何故何故が多いエビです。
誰か研究されている方いるのでしょうか。
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:12
>尚さん
流れ藻に寄り添って大海を渡っているカニやハナオコゼ・・彼らも
不思議ですね。種の維持を考えて流れているのか、偶然を狙っているのか
でも偶然にしては数も多いです。分からないけれど嬉しくなる分からなさというところでしょうか・・・尚さんも会えることを願っています。
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:15
>ぱんださん
観察眼・・・たまたまです、たまたま^ ^
三里浜にもきっとどこかにいるのでしょうね。波のない日なら会えるかもしれませんね。
投稿: kin | 2009年11月10日 (火) 19:17