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2010年8月21日 (土)

ほおずきとカメムシ

坂尻海岸から水晶浜に向かう途中にある海岸です。
冬場はサーファーで賑わうこの浜もこの時期は釣り客がちらほら。
大量のゴミには閉口しましたが* *
Ho

お盆のお供えほおずきを見つけました。近くの方が流したものでしょうか。
      Ho1
      そのほおずきをよくみると虫が一匹じっとしてとまっています。
      これかホオズキカメムシというやつかとうちに帰って調べてみたら
      ホオズキカメムシではなくて、
      オオクモヘリカメムシ( Anacanthocoris striicornis)のようです。

      Ho2
      果実に被害を与えるカメムシらしいですが、このカメムシ独特の臭気があって
      ガムのようなとか青リンゴのようなとか書かれていましたが、本当でしょうかね。
       

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コメント

 お盆後の風物詩ですね。
 使われた後で海に還す・・・もしくは川へ流す・・・そんな民俗分野との関連も思い起こさせる漂着物ですね。

 漂着物の面白さは、自然史だけに留まらず、こうした民俗から、人の営み、そして国際関係まで垣間見られますから。

お墓などに飾ってあるほおずきは秋すぎると外側が美しい繊維状になり、
中のほおずきが本当にちょうちんのようになりますね。

ホオズキ、季節を感じますね〜。
海岸の灰色の砂に赤いホオズキが映えてます☆

今年の夏は例年に比べても引きこもり気味なので
あんまり海にも出かけていませんけど
こうして皆さんのブログで季節感をしっかり味わえます(笑)

>Shigeさん

海岸には他にもナスや瓜、お供えしたお花なども・・・
BBQ跡のゴミがなければよかったのですが、こっちは相変わらずです。

漂着物・・いろんな切り口で見ることができます。間口の広いことを感じます。

>昭ちゃん

そうですね。網目模様になってもちゃんとホオズキの形になって残っています。

お盆が終わっても猛暑が続いています、お体に気をつけてください。

>尚さん

漂着物で季節を感じることができますね。

でも、季節は感じてもこの気候はまだまだ夏・・・
このまま年々暑さが続くと漂着物にもいずれ変化がでてくるのでしょうか。それにしても今年は異常すぎます。* *

お盆のほおずき、あちらから帰ってくる時の灯だそうですね。
実家の方では紙灯篭も使いますが、ほおずきも飾ります。
海に打ち上がったのを見ると、お盆が終わったなあ・・と夏の終わりを感じます。

>ことまるさん

このほおずきを帰ってくるときの提灯に見立てた先人の発想も洒落ていますね。
ご先祖様、帰ってきてもこの暑さに閉口していたことでしょうね。^ ^

旦那が以前青りんごジュースを飲んでカメムシの味だと言ってました。

やっとわかった!カメムシの臭気のことだったのですね!

>ろっかくさん

青リンゴジユース=カメムシ!!
ほんとうにそうなんでしょうか・・・・試したいような試したくないような。

オオクモヘリカメムシ,まだ見たことがありません。カメムシが特別好きでも嫌いでもありませんが色々なのがいて、山などには見た目とてもきれいなものが居ますが、身近にいるのは臭いものばかりです。(私もたまっていたのをアップします)

>クロメダカさん

このカメムシ・・・ネムノキに多く見られるようです。あとは果樹。
カメムシはいろんなのがいて浜辺でも死んだのをよく見かけます。生息できるエリアも拾いのでしょうか。
あの臭いさえなければいいのですが^ ^

そちらでもホウズキをお盆にお供えするのですね。
最近では精霊流しも、堰などを詰まらせるからやらなくなったという所もあるようです。
昔ながらの風習が途切れてしまうというのは寂しいものですね。
オオクモヘリカメムシ、私もこれの臭いを嗅がせてもらったことがありますが、青リンゴのニオイ・・・というのは微妙な所でした(^^)

>渚の探偵:助手さん

昔はお供えを直接海や川に流していたようですが最近はやっぱりゴミ問題で減っているようです。
でも田舎の小さな漁村などで流す精霊船・・・残してあけだいですね。BBQゴミとは全く別物ですよね。

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