« 海の家前に | メイン | 暑さ、ヒシヒシ »

2010年9月 2日 (木)

砂浜の海藻

近くにある海岸を朝早く散歩。
何気なく歩いて気づいたのは、この浜にに打ちあがっている海藻。
多分アオサのこと。
W2

ずっと前、子供の頃の砂浜はほんとうに砂浜でした。
丸い水中眼鏡で毎日砂浜を潜っていたので知っています。海の中にこんなアオサのような
海藻はありませんでした。海藻が生えるような岩などはなかったからです。

最近は砂浜の侵食を防ぐということで突堤や波消しブロックが出来てしまいました。
確かに砂の侵食は少なくなった反面、水の流れが変わって澱んだり、ゴミがたまったりで
様相は変化してきたようです。
W3
この海藻、突堤や波消しブロックに付着したものが流れてきたものだと思います。
突堤の先端にはこんな海藻がビッシリ。
海藻があればいろいろな生物がいるのでいいかといえば本来の砂浜の生態からは
外れてきているのかもしれません。
以前も書きましたが、ここ敦賀湾の海底はかなりヘドロ化が進んできているようです。
湾の奥、砂浜はこれからもどんどん姿を変えていくのかもしれません。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/228511/24983087

砂浜の海藻を参照しているブログ:

コメント

アオサ、徳光海岸にもかなりうちあがっていることがあります。最近は海に行ってないのでどうなってるかわかりませんが・・・
消波ブロックのあるところにかなりありました!
海岸も狭くなってきています。子供のころは海までの距離がかなりあり、暑い砂浜を早く過ぎて海に入りたいと思ったものです。

>ろっかくさん

徳光にも消波ブロックがあるのですね。
高速のPAから浜に降りれるところ、今度じっくりと歩いてみたいと思っています。冬に^ ^

アオサ類ですか・・・伊勢湾にはけっこう多めですね。
こうした海藻類の種類によっても海岸の様子が分ってきますね。

>Shigeさん

ここでは水晶浜のようにホンダワラやアマモの打ち上げはみられません。
このアオサがやたらと増えているようです。

このアオサ系の海藻、実は問題になってるそうです。
地中海でイチイヅタという緑の美しい海藻が大繁殖しているのです。そして漁獲量が激減してるとの事・・・
微毒性があり他の稚魚のゆりかごになりゆる海藻を押しのけて大繁殖するものですから・・・地中海にいる魚が減ったそうです。
私も愛チャンネル(笑)のディスカバリーチャンネルの番組での受け売りですが、番組を見てぞっとしました。生き物がいなくて緑の海藻のみが漂う死の海・・恐ろしいです。
最近外国船の往来が激しい敦賀の海で、バラスト水による外来種の流入がこれ以上無い事を祈りたいです。

アオサと言えば、北京五輪大会のセーリング競技が行なわれる海域でアオサが異常繁殖して競技の開催が危ぶまれたことがありましたね。
海水の富栄養化などで、大量発生したアオサが魚網に絡まったり、漂着したものが腐敗して悪臭を放ったりと、いろいろ問題もあるようですが、海水の浄化に役立っているという良い面もあるそうです。

海岸や海底の環境もホント人間活動の影響で変わっていきますね。
でも、アオサの漂着、これくらいなら可愛いものです。
こちらでは海岸一面、緑色になるようなどころもありますよ〜。

人間が変えた環境のもとで、自然も変わらざるを得ないのでしょうね。
子どもの頃に親しんだ海が変化していくのは寂しいし危機感も感じますね。
こちらの人口浜、アオサが山のように打ち上がったり、一部の生物が大量発生することもあります。

>ことまるさん

イチイヅタ・・観賞魚水槽で、育てられたものが繁殖したようですが低温にも耐えるのですごく増えているようですね。
今のような夏が続くとそのうち陸ではごく普通に鑑賞用のポトスなどがあちこちで野生化するかもしれません、あってほしくはありませんが。

>渚の探偵:助手 さん

海藻、腐敗するととんでもなく臭いですよね。
なんでもほとほどが大事のようです。

>尚さん

海面一面緑色・・・そんな海はいやですね、打上げられたアオサも想像できないくらい多いのでしょうね。* *

>hana-ikada さん

環境が変わったとよく言われますが、環境は変えられたのですね。変えたのは人間・・・、近くの海も年々変わっていっているのでしょう、寂しいです。

コメントを投稿

addsence

google

track

  • track